{"product_id":"sarp526","title":"i-151 CHILDREN'S MUG(BLUE GREY) 100ml","description":"\u003cdiv class=\"item-description\"\u003e\n\u003cp\u003e1956年に発表されたTimo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)による『i-line』シリーズ。『i-line』は、アートガラスとプロダクトの中間に位置づけられ、一般的なガラスウェアより20〜30%高い価格帯の上質な家庭用ガラスとして販売されたシリーズです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1955年の『H55』展では、Iittala(イッタラ)のアートガラス中心の展開に対する批判的な論調も見られ、日常のためのデザインが改めて問われました。『i-line』は、そうした問題意識を背景にTimo Sarpanevaが提示した、Iittalaの新しい回答ともいえるシリーズです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eグレーを基調に、ブルー、ライラック、グリーンへと展開された繊細な色彩計画も、『i-line』を特徴づける重要な要素です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e『i-line』のためにデザインされた、赤い円の中に『i』を配したマークは、翌年にはアートガラス全般のマークとなり、その後Iittalaのブランドマークとして長年にわたり象徴的な存在となりました。赤い円の中の『i』は、燃え盛る炉に差し込まれた吹き竿と、その先に巻き取られたガラスを表しています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1957年のミラノ・トリエンナーレに出品されグランプリを受賞し、1954年のアートガラスに続くTimo Sarpanevaにとって2度目のグランプリ受賞となりました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこちらは『i-line』シリーズのひとつとして、1956年にデザインされた『i-151』子供用マグ(100ml)と、そのオリジナルパッケージ。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e特徴的な2本の大きなハンドルは、子供が両手でしっかりと持つための機能的なデザインで、1956年から1958年までは100mlと200mlの2サイズで展開され、1959年からは新たにデザインされた片手ハンドルのマグ(250ml)のみとなり、1970年まで製造されました。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e『i-151』子供用マグは『i-line』の初期モデルのひとつで、1957年のミラノ・トリエンナーレにも出品されました。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003eキューブ型のオリジナルパッケージには、『i-line』のロゴマークが、シリーズのカラーバリエーションであるグレー、ブルーグレー、ライラックグレーの3色で特色印刷されています。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003eIittalaでは1956年から製品パッケージの開発が始まり、Timo Sarpanevaも『i-line』の発売後すぐに、シリーズのパッケージデザインに着手しました。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e1956年の『i-line』発表時に展開されていたグリーングレーは1957年に生産を終了し、オリジナルパッケージにはグレー、ブルーグレー、ライラックグレーのみが用いられていることから、このパッケージはグリーングレーの生産終了後となる1957年頃に導入されたと考えられます。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e『i-151』子供用マグは1958年までの製造であることから、このキューブ型パッケージが使用された期間は、1957年から1958年までのごく短期間であったと推測されます。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003eまた、このパッケージは子供がおもちゃとして遊ぶこともできるものとしてデザインされています。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e子供用マグ自体も製造期間が短く希少ですが、付属品となるこのオリジナルパッケージは現存するものがさらに少なく、後にIittalaのロゴマークとなる『i』を用いた初期のグラフィックデザインと、Iittalaのブランドイメージの原点を示す、歴史的にもたいへん貴重な資料です。\u003c\/p\u003e\n\n\u003cp\u003e※目立つダメージなく良い状態です。パッケージにはヤケがあります。\u003c\/p\u003e\n\u003c\/div\u003e\n\n\u003cdiv class=\"black-text-01\" style=\"margin-top: 48px;\"\u003e\n\u003ch3\u003e\u003cstrong\u003eTIMO SARPANEVA｜ティモ・サルパネヴァ｜1926–2006｜FINLAND\u003c\/strong\u003e\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eTimo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)は、フィンランドのモダンデザインを代表する傑出したデザイナーのひとり。ヘルシングの中央美術工芸学校でグラフィックデザインを専攻。卒業後の1949年、Riihimäen Lasi(リーヒマエン・ラシ)のガラスデザインコンペで2位を獲得し、ガラスデザイナーとして招かれますが、無償でのデザイン提供を求められたことで交渉は決裂しました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eガラスデザイナーへの道を模索するなか、1950年にA. Ahlström(アールストロム)で展覧会やショーウィンドウ、グラフィックの仕事を手がけます。同年、Holmegaard(ホルムガード)からガラスデザインの依頼を受けてA. Ahlströmを辞める決意をしますが、A. Ahlström側からグループ企業Iittala(イッタラ)でガラスデザイナーとして活動する道を示され、1951年にIittalaでのキャリアをスタートさせました。初期に手がけた芸術性の高いアートピースは、1954年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞。さらに、1956年に発表したマウスブローによる実用ガラス『i-line』でも、1957年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞しました。1946年からIittalaで活躍していた盟友Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)とともに、Iittalaをフィンランドを代表するブランドへと押し上げました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eIittalaでは、ガラスデザインだけでなくポスターやパンフレット、パッケージなど、グラフィックデザインの分野でも活躍しました。なかでも『i-line』のためにデザインしたロゴマークは、のちにブランドロゴとして発展し、長くIittalaの象徴となりました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eまた、Timo Sarpanevaは、ガラス職人や技術者たちとの協働を通じて、つねに新たな技法と表現を探求しました。試作と実験を重ねるなかで、1963年には木型の焼けた表面が生み出す質感に着目し、『Finlandia』シリーズへと結実させています。こうした姿勢は、のちにTampella(タンペラ)の工場で展開したテキスタイル『Ambiente』にもつながり、機械を巨大な絵筆のように用いる『マシンペインティング』という表現へと発展しました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eIittalaやTampella以外にも、Venini(ベニーニ)でのアートガラス、Rosenthal(ローゼンタール)の磁器、Rosenlew(ローゼンリュ)の鋳鉄、Opa(オパ)のステンレス、ラグやグラフィックデザインまで、幅広い領域で活躍しました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1956年にルニング賞、1963年にアメリカのインターナショナル・デザイン・アワード、1967年にプロ・フィンランディア、1977年にはプロフェッサーの称号を授与されるなど受賞歴多数。\u003c\/p\u003e\n\u003c\/div\u003e","brand":"TIMO SARPANEVA","offers":[{"title":"BLUE \/ SARP526","offer_id":50041436930288,"sku":null,"price":99000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0786\/5761\/8160\/files\/SARP526_1.jpg?v=1784184568","url":"https:\/\/elephant-life.com\/products\/sarp526","provider":"ELEPHANT","version":"1.0","type":"link"}