BIRGIT DYHR|ビルギット・ディール|1908–1998|FINLAND
Birgit Dyhr(ビルギット・ディール)は、フィンランドの女性陶芸家。 若い頃は歌手を志しローマで音楽を学びましたが、病気によりその道を断念しました。 その後ヘルシンキの工芸品店で働き、クリスマスのショーウィンドウ用にデザインした陶芸作品が注目を集めたことをきっかけに、30代後半で陶芸の道へ進みました。
1946年からヘルシンキの中央美術工芸学校(現アールト大学)夜間部で彫刻を学び、学生時代にはArabia(アラビア)の芸術部門でも経験を積んでいます。 1950年にはヘルシンキに自身のスタジオを構え、独立した陶芸家として1998年まで活動しました。
粗いシャモットを用いた動物モチーフの作品を多く制作し、主にヘルシンキの百貨店Stockmann(ストックマン)などで販売されました。 特にカバのモチーフは、1960年代にニューヨークのGeorg Jensen(ジョージ・ジェンセン)のショップが約700体を注文したことで知られています。
1993年にはヘルシンキのデザインミュージアムで回顧展が開催されています。