HEIDI BLOMSTEDT

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      HEIDI BLOMSTEDT|ヘイディ・ブロムシュテット|1911-1982|FINLAND

      Heidi Blomstedt(ヘイディ・ブロムシュテット)は、フィンランドの女性陶芸家・デザイナー。1911年、フィンランドの国民的作曲家Jean Sibelius(ジャン・シベリウス)の末娘として生まれました。

      ヘルシンキの中央美術工芸学校陶芸科でElsa Elenius(エルサ・エレニウス)に学び、卒業後の1932年に自宅の工房を拠点に制作を始めました。同年、建築家Aulis Blomstedt(アウリス・ブロムシュテット)と結婚。1930年代にはスタジオ陶芸を中心に活動し、1937年のパリ万国博覧会では銅メダルを受賞しました。

      1950年にはスウェーデンのUppsala Ekeby(ウプサラ・エケビー)での制作を通じて、工業的な陶芸生産への関心を深めました。

      1960年代初頭にはKupittaan Savi(クピッターン・サヴィ)と協働し、幾何学的な器や花器を制作。これらの新作陶器は1963年、ヘルシンキのギャラリーで発表され、彼女のデザイン哲学を示すとともに好意的に受け入れられました。

      Heidi Blomstedtの作品は、円・四角・三角・六角形などの幾何学的な形をもとにしたフォルムを特徴とし、単体で使うだけでなくサイズや形、色の異なる作品を組み合わせることを想定してデザインされていました。これは、夫であるAulis Blomstedtが追求した比例や寸法への研究が少なからず影響しているものと思われます。

      1965年にはインテリアデザイン事務所Interdesign(インターデザイン)を設立し、活動の領域を広げました。1960年代後半からは素材をガラスにも広げ、Riihimäen Lasi(リーヒマエン・ラシ)でガラス作品を制作。その後、1970年以降はKumela(クメラ)でLumilasiシリーズが製造されました。

      Lumilasiシリーズは、陶器で用いた幾何学的な造形をガラスに応用したもので、花器やボウルなど、日常で使うためのガラス器として発表され、1970年にはヘルシンキのArtek(アルテック)で『Palveleva lasi』展が開催されました。

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