HELENA TYNELL

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      HELENA TYNELL|ヘレナ・ティネル|1918–2016|FINLAND

      Helena Tynell(ヘレナ・ティネル)は、フィンランドの女性デザイナー。

      ヘルシンキの中央美術工芸学校では図案デザインを専攻。在学中からTaito(タイト)でパートタイムの製図工として働き、卒業後はArabia(アラビア)の芸術部門で働き始めますが、後に夫となるTaitoのPaavo Tynell(パーヴォ・ティネル)からの引き留めもあり、午前はTaito、午後はArabiaで陶芸作品の制作を行うという、二つの仕事を掛け持ちしました。

      1946年にArabiaを離れた後、Taitoでの仕事を通じて度々訪れていたRiihimäen Lasi(リーヒマエン・ラシ)でガラスデザインに興味を持ち、同年より同社でガラスデザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。

      Riihimäen Lasiでは、Iittala(イッタラ)から戻ってきた、フィンランド屈指のエングレーバーTeodor Käppi(テオドル・キャッピ)との協働による緻密なエングレービング作品をはじめ、カラフルな実用ガラス、様々な技法を用いたアートガラスを手がけるなど、1976年まで同社を代表するデザイナーの一人として活躍しました。

      また、1961年からはドイツのBega-Limburg(ベガ・リンブルク)で、照明器具やアートガラス、カタログのグラフィックまで手がけ、1993年まで同社のデザイン活動に大きく貢献しました。

      1967年と1968年にはドイツのDie gute Industrieform prizeを受賞し、1983年にはフィンランドの国家芸術家年金を授与されるなど、国内外で高く評価されました。

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