"KOTO" BOWL
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"KOTO" BOWL

¥19,250
/
税込

Item No. :MRLB041
Designer:Marita Lybeck
Maker:Kera
Size :H:55mm φ:80:mm W:119:mm

Stock 1

Marita Lybeck(マリタ・リューベック)が陶芸家を目指すきっかけとなったのが、自宅近くにあったKERAの工場で目の当たりにし、心を奪われた赤土を使った陶器でした。

こちらは、そんな彼女の陶芸家・デザイナーとしての原点でもあるKERAで、1957年にアートディレクターとして就任後すぐに発表した『KOTO』シリーズのリム皿。

赤土の素材感を生かし、リム部分にのみ黒い装飾が施されたシンプルなデザイン。
全体に透明釉薬がかけられています。
ハンドメイドのため、赤土の色味や釉薬、サイズに個体差があります。

KERAは1959年に閉業しましたが、1958年の夏頃にはすでに工場は稼働しておらず、わずかな期間のみの製造となります。
たいへん希少なもの。
※リム部分の黒い釉薬の欠けがありますが目立つダメージなく良い状態です。製造時よりリム部分内側縁に一箇所凹みがあります。

MARITA LYBECK|マリタ・リューベック|1906–1990|FINLAND

Marita Lybeck(マリタ・リューベック)は、フィンランドの女性デザイナー・陶芸家。
兄はARTEK設立メンバーの一人で、美術史家・批評家として知られる Nils-Gustav Hahl(ニルス・グスタフ・ハール)。
兄を通じて当時のモダニズム運動の中心人物たちと交流し、Aino Aalto(アイノ・アアルト)の依頼をきっかけにARTEKのための陶器やテキスタイルをデザイン。
1937年のパリ万国博に出展されたAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の家具のファブリックや、SAVOYレストランのためのテーブルウェアの一部などを手掛けました。

1947年には自身のスタジオEMMELを設立。国内の赤土を用い装飾を抑えたシンプルなフォルム、自由な組み合わせやスタッキングができるなど、モダンで革新的なデザイン理念に基づくテーブルウェアを職人の手の痕跡が残るハンドメイドで発表しました。
1951年にはARTEKで「Form och funktion i rödlera(赤土のフォルムと機能)」と題した個展を開催するなど好評を得ましたが、その後Kaj Franck(カイ・フランク)のKILTAシリーズなどに代表される、同じデザイン理念を持つ工業的な大量生産のテーブルウェアとの価格競争が激化し1957年に閉業しました。

1957年からは、EMMEL設立以前にARTEKの陶器を製造していた地元の陶器メーカーKERAのアートディレクターに就任し、1958年まで在籍。
その後、ヘルシンキの百貨店Stockmannのアート・デザイン部門のマネージャーとして活躍しました。
1954年のミラノ・トリエンナーレではシルバーメダルを受賞。


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