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¥330,000
/
税込

Item No. :KFGL832
Designer:KAJ FRANCK
Maker:Nuutajärvi
Size :H:240mm φ:155mm

Stock 1

Kaj Franck (カイ・フランク)は、装飾のないシンプルな幾何学フォルムを基本とする機能的なプロダクトで知られていますが、さまざまな技法を用いたユニークピースのアートグラスも数多くデザインしています。

1956年には、フォルムの単純化を続けるだけでは、さらなる芸術的な発展には至らず、用途に縛られないデザインや作品の必要性について語っています。また1958年には、『形の単純化を極限まで進めると、今度は形の豊かさを楽しみたくなる』という趣旨の発言もしており、こうした考えは、機能的なプロダクトとは異なる、より自由な造形への関心とユニークピースの制作にもつながっていきました。

こちらは1972年から1978年に製造されたアートピース、ゴブレットN540と同様のフォルムを持つ作品ですが、 通常のカラーバリエーションとは異なるユニークピースです。 上段はクリアガラスにシャンパンゴールドのメタリックな素材を配し、 中段はクリア、下段は極小の気泡を含んだクリアガラスによって構成されています。

カットサインは『Kaj Franck Nuutajärvi Notsjö』。 ※目立つダメージなく良い状態です。

KAJ FRANCK|カイ・フランク|1911–1989|FINLAND

Kaj Franck(カイ・フランク)は、20世紀フィンランドのモダンデザインを代表するデザイナーのひとり。中央美術工芸学校でフィンランドデザイン界の重鎮Arttu Brummer(アルットゥ・ブルンメル)のもと、家具デザインを学び、在学中の1930年にはBrummerに率いられた研修旅行でストックホルム博覧会を訪れ、機能主義の新しい潮流に触れました。1932年に卒業後、家具やインテリア、テキスタイル、玩具など幅広い分野で活動し、1934年にはRiihimäen Lasi(リーヒマエン・ラシ)で製図工として短期間働きました。1939年以降は第二次世界大戦の影響により活動が制限されましたが、この時期の経験は、のちの社会性を備えたデザイン思想の形成につながりました。

1945年、ArabiaのアートディレクターであったKurt Ekholm(クルト・エクホルム)に招かれ、Arabia(アラビア)で戦後の日常生活に必要なテーブルウェアの刷新を担いました。Ekholmはこの時、Arabiaで初めてテーブルウェアのデザインを専門に担うデザイナーを起用しており、その最初の担い手となったのがFranckでした。もともと陶芸の訓練を受けていなかったことから、既存のテーブルウェアの慣習にとらわれない新たな視点を持つデザイナーとして起用されたと考えられます。

1946年にはKarhula-Iittala(カルフラ・イッタラ)のコンペで入賞したことを機にIittalaでガラスデザイナーとなります。1950年には、Nuutajärvi(ヌータヤルヴィ)がArabiaと同じWärtsilä(ヴァルチラ)傘下のグループ企業となったことを機に、活動の場をNuutajärviへ移し、ディレクターとしてArabiaと共通理念のガラスウェアのデザインを始めました。

『フィンランドの良心』とも称されたKaj Franckのデザイン思想は、『大衆のためのデザイン』と『デザイナーの社会的責任』という考えに基づいています。シンプルな幾何学フォルムと装飾を排した色彩による表現で、長く使い続けることのできる普遍的なプロダクトを数多くデザインしました。彼にとって美しさとは、"necessary, functional, justified and right"(「必要であり、機能的であり、正当であり、適切であること」)でした。

1950年代にデザインされたArabiaのKILTA(現TEEMA)シリーズやNuutajärviのタンブラー5027(現KARTIO)シリーズは、Kaj Franckの思想を最も端的に示す代表作であり、現在もIittalaで製造が続けられているロングセラーとなっています。特にKILTAは、必要な器を個別に選び、自由に組み合わせて使うという革新的な考え方を提示し、従来の食器セットのあり方を再定義するとともに、その後のモダンテーブルウェアの方向性を示しました。またその一方で、Nuutajärviでは、1970年代を中心に様々な技法を駆使した工芸的アプローチによる芸術性の高いユニークピースのガラス作品も数多く手がけており、そこにはFranckの芸術家としてのもうひとつの側面を見ることができます。

1960年からはヘルシンキの芸術デザイン学校で教育にも携わり、フィンランドのデザイン教育にも大きな影響を与えました。また、その名を冠したKaj Franckデザイン賞が設けられていることからも、その功績と影響の大きさがうかがえます。1954年のミラノ・トリエンナーレでの名誉賞をはじめ、1955年のルニング賞、1957年のミラノ・トリエンナーレでのグランプリ、コンパッソ・ドーロ賞など受賞歴多数。


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