Item No. :TWGL224
Designer:TAPIO WIRKKALA
Maker:IITTALA
Color :CLEAR
Size :H:32mm φ:47mm
1952年から1955年まで製造。
代表作の一つ『Kantalelli』などで使われたラインカットに続く、新たな表面装飾技法として1952年に発表されたコームカットを用いた作品のひとつ。
コームカットとは、櫛でカットしたようなピッチで平行に彫り込む技法。
こちらは、宙吹きによって製造された小型のボウルの側面にコームカット、底面にはサンドブラスト加工が施されています。
ガラスのアートピースで最も小さい作品です。
カットサインは『TAPIO WIRKKALA IITTALA』
※目立つダメージなく良い状態です。
Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)は、フィンランドデザインを国際的成功へと導いた最も重要な人物のひとりであり、20世紀を代表するデザイナーのひとりです。
1946年のKarhula-Iittalaガラスデザインコンペでの受賞を契機に活動を本格化させ、1951年ミラノ・トリエンナーレのフィンランド館の展示デザインによって世界的評価を確立しました。
ガラス、木工、金属工芸、陶磁器など幅広い分野で活動し、Iittala、Kultakeskus、Rosenthalなど多くの企業と協働。
量産プロダクトから一点制作のアートガラスや彫刻までジャンルを横断し、自然と幾何学、工芸と工業生産、芸術と実用品といった異なる領域を分け隔てることなく手がけました。
素材への深い理解に基づく造形美によって、芸術性と工業生産を高い次元で結びつけました。
彼の制作姿勢の根幹には「手の感覚」があり、数百枚に及ぶスケッチを描き模型を制作しながら形態を徹底的に検証し、試作を重ねる独自のデザインプロセスを実践しました。
また、ラップランドの自然から強い影響を受け、その風景や氷の造形は多くの作品のインスピレーションとなっています。
ルニング賞(1956年)、ミラノ・トリエンナーレでは展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954年・1957年)を受賞するなど受賞歴多数。
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