PITCHER(BLUE) 1621
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¥60,500
/
税込

Item No. :KFGL2003
Designer:KAJ FRANCK
Maker:Nuutajärvi
Size :H:230mm φ:130mm

Stock 1

1955年にデザインされ、1955年から1968年まで製造されたモデル。
1953年にArabia(アラビア)から発表したKILTAシリーズの成功を経て、Kaj FranckはNuutajärvi(ヌータヤルヴィ)においても、シンプルな幾何学的フォルムをデザインに取り入れ始めました。
球体と円柱を組み合わせたこのピッチャーもそのひとつ。

1960年代半ばごろに球体がやや幅広になった、より安定感のあるフォルムへとデザインが変更されましたが、こちらは初期モデルとなります。
取っ手を持たない構造には、製造工程の簡略化によるコスト削減や破損リスクの軽減、さらには輸送や収納時の省スペース化といった合理性が意図されています。
問題解決から導き出された、機能美を具現化したピッチャーです。

型吹き(廻し吹き)によって成形されており、サイズやガラスの厚み、注ぎ口のかたちなどに個体差が見られます。
※目立つダメージなく良い状態です。

KAJ FRANCK|カイ・フランク|1911-1989|FINLAND

ヘルシンキ国立美術大学(現アールト大学)にて家具デザインをはじめとする7つの異なるコースを学ぶ。 卒業後は家具デザインを主軸に、インテリアデザイナーとして活動。 1939年、奨学金を得てスウェーデンやデンマークへ渡航。 さらに1953年にはドイツ、イタリア、フランス、イギリスを巡り、各地での研究を通して造形への視野を一層広げました。

北欧諸国での研鑽を経て帰国後、ガラス、照明器具、テキスタイルなど幅広い分野で次々とデザインを発表。 1945年にArabiaの主任デザイナーに就任し、1950年からはアートディレクターとして1973年まで活躍しました。 また、Iittala(1946–1950年)や、Arabiaのグループ企業であったNuutajärvi(1950–1976年)でも数多くの作品を残しています。

「大衆のためのデザイン」と「デザイナーの責任」を信条とし、“フィンランドの良心”とも称された彼のデザインは、 機能性を極めた簡潔なフォルムに特徴があります。 装飾を排し、色彩のみで表現するその姿勢は、多くのロングセラーを生み出しました。

代表作であるKILTA(現TEEMA)シリーズやタンブラー5027(現KARTIO)シリーズは、現在も製造が続けられています。 一方で、工芸的アプローチによる芸術性の高いユニークピースのガラス作品も数多く手がけました。

ルニング賞(1955年)、ミラノ・トリエンナーレ グランプリ(1957年)、コンパッソ・ドーロ賞(1957年)など受賞歴多数。


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