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¥33,000
/
税込

Item No. :MRLB046
Designer:Marita Lybeck
Maker:EMMEL
Size :H:55mm φ:80:mm W:119:mm

Stock 1

自身のスタジオEMMELでハンドメイドにより制作され、ARTEKやStockmannで販売されたカップ。
EMMELの名は、彼女のイニシャルであるMとLに由来しています。
柔らかな曲線を描くカップの側面から飛び出すように取り付けられた丸棒状の取手が斬新なデザイン。
赤土に掛けられた釉薬のムラや、歪みなどひとつひとつハンドメイドされた痕跡が残ります。
たいへん希少なもの。
※目立つダメージなく良い状態です。

MARITA LYBECK|マリタ・リューベック|1906–1990|FINLAND

Marita Lybeck(マリタ・リューベック)は、フィンランドの女性デザイナー・陶芸家。
兄はARTEK設立メンバーの一人で、美術史家・批評家として知られる Nils-Gustav Hahl(ニルス・グスタフ・ハール)。
兄を通じて当時のモダニズム運動の中心人物たちと交流し、Aino Aalto(アイノ・アアルト)の依頼をきっかけにARTEKのための陶器やテキスタイルをデザイン。
1937年のパリ万国博に出展されたAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の家具のファブリックや、SAVOYレストランのためのテーブルウェアの一部などを手掛けました。

1947年には自身のスタジオEMMELを設立。国内の赤土を用い装飾を抑えたシンプルなフォルム、自由な組み合わせやスタッキングができるなど、モダンで革新的なデザイン理念に基づくテーブルウェアを職人の手の痕跡が残るハンドメイドで発表しました。
1951年にはARTEKで「Form och funktion i rödlera(赤土のフォルムと機能)」と題した個展を開催するなど好評を得ましたが、その後Kaj Franck(カイ・フランク)のKILTAシリーズなどに代表される、同じデザイン理念を持つ工業的な大量生産のテーブルウェアとの価格競争が激化し1957年に閉業しました。

1957年からは、EMMEL設立以前にARTEKの陶器を製造していた地元の陶器メーカーKERAのアートディレクターに就任し、1958年まで在籍。
その後、ヘルシンキの百貨店Stockmannのアート・デザイン部門のマネージャーとして活躍しました。
1954年のミラノ・トリエンナーレではシルバーメダルを受賞。


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